サブクエリで固定ページの子ページを一覧表示

サブクエリとは？WordPressにおける理解を深める

サブクエリの概要

WordPressにおいて、サブクエリとは、メインクエリとは別に、データベースに対して追加の問い合わせを行うことを指します。メインクエリが現在のページで表示されている投稿に関する情報を取得するのに対し、サブクエリは、別の条件で投稿を取得したり、カスタム投稿タイプやタクソノミーの情報を取得したりする際に利用されます。

サブクエリが必要となるケース

• 親ページの子ページ一覧を表示する：固定ページの子ページ一覧で取得したいとき。
• サイドバーに関連する投稿を表示する: メインコンテンツとは別に、サイドバーに特定のカテゴリーやタグの投稿を表示したい場合。
• 関連記事を表示する: 現在の投稿と関連性の高い投稿を自動的に表示したい場合。
• 人気記事ランキングを表示する: 閲覧数が多い記事をランキング形式で表示したい場合。
• カスタム投稿タイプやタクソノミーの情報を取得する: 投稿以外にも、カスタム投稿タイプやタクソノミーの情報を取得して表示したい場合。

サブクエリの書き方

サブクエリは、一般的に WP_Query クラスを使用して作成します。

PHP

$args = array(
    'post_type'      => 'post',
    'category_name' =>'お知らせ',
    'posts_per_page' => 5,
);

$the_query = new WP_Query( $args );

if ( $the_query->have_posts() ) {
    while ( $the_query->have_posts() ) {
        $the_query->the_post();
        // 投稿のタイトルや抜粋を表示する
        the_title();
        the_excerpt();
    }
} else {
    // 投稿が見つからなかった場合の処理
}

wp_reset_postdata();

• $args 配列に、取得したい投稿の条件を指定します。
• WP_Query クラスのインスタンスを作成し、$args を渡します。
• have_posts() メソッドで投稿が存在するかどうかを確認し、the_loop を使用して投稿の情報を表示します。
• 最後に wp_reset_postdata() でグローバル変数をリセットします。

サブクエリとメインクエリの関係

• メインクエリ: テンプレートファイルに自動的に設定され、現在のページの投稿に関する情報を取得します。
• サブクエリ: プログラマーが自由に作成し、特定の条件で投稿を取得します。